ソーシャルレンディング・SBIソーシャルレンディングの特徴

ソーシャルレンディングを運営している事業者はいくつかありますが、中でも高い評価を得ているのが「SBIソーシャルレンディング」です。
東証1部に上場しているSBIホールディングスの子会社だけに、利用者からの信頼が厚くなっています。

SBIソーシャルレンディングが提供するファンド

SBIソーシャルレンディングは以下の2種類のファンドを主体に運営されています。

1)オーダーメイド型
2)不動産担保ローン事業者型

1)オーダーメイド型
SBIソーシャルレンディングで最も多いのがオーダーメイド型ファンドです。一般的な貸付タイプであり、借入を希望する企業に資金を貸付けます。利回りは6%以上を狙えます。

2)不動産担保ローン事業者型
不動産に特化したファンドであり、融資先からは担保を提供してもらいます。担保が付いているため、回収不能というリスクが抑えられています。ただ、他の不動産ファンド同様、利回りが2~4%と低くなっています。

SBIソーシャルレンディングのメリット

SBIソーシャルレンディングのメリットとしては以下などがあります。

1)情報の公開

過去、ソーシャルレンディングは融資先の情報が開示されていなかったため、利用者はどこに貸付けられるのか分かりませんでした。ところが、2019年3月に金融庁が匿名化解除の方針を示したことで、SBIソーシャルレンディングは融資先の社名や財務状況などの情報を公開するようになりました。

2)高い信頼性

SBIソーシャルレンディングはSBIグループだけに、安心して出資ができます。また、担保の設定においても、SBIグループのネット銀行よる厳しい審査のなされていることも高い信頼性に繋がっています。

3)低額から投資可能

全てのファンドが1万円から出資可能になっています。従って、若いサラリーマンやパート主婦でも負担を感じずに投資ができます。

4)出金手数料が無料

一般的に、ソーシャルレンディングでは出金する際に手数料を取られますが、SBIソーシャルレンディングは無料で出金できます。

SBIソーシャルレンディングのデメリット

SBIソーシャルレンディングには以下のようなデメリットがあります。

1)低い成約率

SBIソーシャルレンディングは人気が高い上に、オーダーメイド型ファンドの募集が不定期のため、なかなか成約できない傾向が見られます。

2)ロールオーバーの発生

ロールオーバーとは、ファンドの募集終了時点において、利用者からの出資金合計額が融資先の資金需要額を超えたため、余剰資金が同種の別ファンドに自動的に割当てられることです。

3)低い資金回転率

SBIソーシャルレンディングのファンドは、貸付期間が1年以上の案件が多くなっています。従って、資金が長期間寝ることになり、資金効率の点ではデメリットになります。

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